父親って自分の腹は痛くないし、はっきりいって産まれるまで親なんて自覚は出て来ない。
でも、即父親になれたと思います。手段は色々ありますが、自分は立ち会い出産が大きかったのかなと思いました。
その週の前半から陣痛らしきものは来ていましたが、ちょうど休みであった7/21木曜日の夜に間隔も短くなり20時から入院。そっからずっと付き添いました。
さすがに眠さに負けて2度程30分〜1時間の睡眠を椅子に座ったまま取りましたが、妻の苦しそうな姿になぜか共鳴し、最後いきむときなんかは自分が産むんじゃないかな?みたいな気持ちでした。恥ずかしいですけど。まぁ今の腹回りが産まれてくれてもよかったわけで(笑)
頑張ってくれた妻と娘。妻はファーストコンタクトのあとにすぐに胎盤とのお別れがありワタクシや子供と引き離されましたが、ワタクシ自身はずっと一緒にいられました。
鼻にチューブを入れられ、ものすごい勢いで羊水を吸い出されて苦しそうな娘。でも、元気に動き、泣いている姿をみて安心しました。
こんなことをやっているうちにいつの間にか父親ですよ。自分でもこんな風になると思いませんでしたが。夏休みでバイクに乗りたい!とかクルマの屋根とっぱらってドライブしたい!とかビヤガーデン行きたい!とかいつもある欲求がまったく出て来ないのが不思議。
父親になるタイミングって人それぞれだと思います。
立ち会いたくても立ち会えないこともありますし(仕事だったり緊急帝王切開だったり)、でも、もし立ち会えるのならば、自分は絶対に立ち会った方がいいと思いました。
まさに父親垂直立ち上がりでした。母親じゃなくてもできるところは、不思議ですが、主体的にやり出します。
次の画像は産声上げる直前の写真です。血まみれですしちょっとグロいです。
この瞬間には親になっていましたよ。